喫煙はこんなにも体に悪い | 禁煙応援サイト「もうやめよう!そのタバコ」

タバコを吸うことでどんなリスクがあるのか?

タバコ(煙草)は体にとって様々なリスクを増大させる要因となっています。具体的にどのようにリスクアップされているのかチェックしてみましょう。

 

ブリンクマン指数を使って自分のガンリスクを調べよう

 

ブリンクマン指数とは喫煙者が病気になる危険度を数値化したものです。ブリンクマン指数の計算方法は一日に吸うタバコの本数に喫煙年数をかけるだけです。

 

1日の喫煙本数×喫煙年数

ブリンクマン指数

 

400以上・・・・肺ガン発生率上昇
600以上・・・・各部ガンの発生率が高まる
1200以上・・・・喉頭ガン、胃ガンの発生率上昇

 

ブリンクマン指数が400を超えると肺ガンが発生しやすくなり、600以上でさらに危険度が跳ね上がり、1200以上で喉頭がん、胃がんになる危険度が高くなります。

 

つまり一日20本吸う人であれば20年間で肺ガン危険予備軍となるわけです。また副流煙など自分以外の喫煙者からの煙を吸う機会が多い人ほど実際の数値は高くなると認識しておいた方がよいでしょう。

 

ちなみに禁煙外来の保険適応基準はブリンクマン指数200以上となっています。1日に一箱吸う人であれば10年間の喫煙経験が必要になります。

 

タバコによるダメージ①ガンのリスクがアップする

 

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タバコを吸うとガンになる危険性が高まることは多くの人に認知されています。ではどうしてガンになるのかを簡単に説明します。

 

タバコの葉には数千種類の有害物質が含まれており、中には発ガンを引き起こす毒性の強い物質も含まれてます。発ガン物質は正常な細胞を攻撃し、攻撃された細胞は傷つき変形しやがて発ガンにいたるという仕組みです。とりわけ喉や口腔、肺は有害物質の付着が多いので発ガンしやすいとされています。

 

非喫煙者を1とした場合、平均喫煙者の各部位ガン発症確率
喉頭がん 32倍~100倍
肺ガン 2倍~15倍
口腔ガン 2.6倍
食道がん 2.2倍
膵臓がん 2倍
子宮ガン 2倍
膀胱がん 1.6倍
胃がん 1.5倍
肝臓ガン 1.5倍
直腸がん 1.2倍
卵巣がん 1.2倍

 

タバコによるダメージ②美容面でのリスク増大

 

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タバコに含まれているニコチンは毛細血管を収縮させます。毛細血管の収縮の結果、血流が悪くなり「スモーカーズフェイス」と呼ばれる張りやツヤのないガサガサの黒ずんだ肌になります。口元にはしわができ、年齢以上に年をとった様にみられる顔となってしまいます。

 

喫煙者の中には「タバコを吸えば痩せれる(ダイエットになる)」という考えを持つ人がいます。これはタバコを吸うことで有害物質が胃や腸の粘膜に刺激を与え下痢症状引き起こし食欲が失くなるためという説と、一酸化炭素が欠乏する事で酸素欠乏状態になりやつれ(痩せ)がおこるという説に由来しているそうです。真偽はともかく不健康極まるダイエットです。

 

タバコによるダメージ③歯周病など口の中の病気リスクアップ

 

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ニコチンによる毛細血管へのダメージは歯茎にまで及びます。歯茎の血色が悪くなり黒ずんで、やがては歯周病(歯槽膿漏)を併発させる原因となります。

 

歯周病は重度になると歯を支えている骨が溶けてしまう恐ろしい病気です。そして喫煙者はこの歯周病にかかる確率が非喫煙者に比べ2倍~6倍高いと言われています。

 

原因は煙草に含まれるタールによる不衛生な口腔環境、ニコチンによる血管収縮作用、活性炭素を除去するために消費されるビタミンC欠乏によるコラーゲン合成が考えられます。喫煙は大切な歯にもどんどんダメージを与えていくわけです。

 

タバコによるダメージ④精神依存をひきおこす

 

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ニコチン依存症の解説の前に脳内の神経伝達物質について説明します。脳内には神経伝達物質と呼ばれるホルモンが存在しています。快感物質ドーパミン、不快物質であるノルアドレナリン、そしてこれらのコントロールをするセロトニンの3つが代表的な伝達物質となります。

 

セロトニンは精神を安定させる役割をもった神経伝達物質ですが、ニコチンというのはこのセロトニンの代わりとなって脳内に作用する性質を持っています。そして問題なことにニコチンはセロトニンよりも速く脳内で作用してしまいます。ストレスを感じた時や興奮した時にタバコを吸うことでセロトニンが脳内で働く前にニコチンが代わりとなって脳内で作用してしまうことになります。

 

喫煙行為による「偽りの精神安定状態」を長期間にわたって続けていくと、本来供給されていたセロトニンが「私は必要ない」状態となり、セロトニンの分泌自体が行なわれなくなります。これによりますますニコチンの依存度が増してしまうことになります。

 

ちょこっとQ&A

 

Q、タバコと肺癌の因果関係がないというという話もあるぞ?どっちが正しいんだ?

 

A、統計学的には近年の喫煙人口の減少にかかわらず肺ガン人口が増えています。またマウス実験では非喫煙マウスとの発ガン有意差があまりなかったという話もあります。発ガンメカニズムは未知な部分があり、タイムラグや大気汚染、その他の要因も考えられるので「タバコのみが発ガンの原因」というわけではないでしょう。ひょっとしたら医療技術が進化したせいで長生きする人が増えた=ガン患者が増えたという話かもしれません。ただしタバコは COPD(肺気腫など)との因果関係は証明されています。健康に過ごせる期間を増やしたいならタバコを吸わない方がよいでしょう。

 

 

・参考書籍

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