COPD(別名タバコ病)と診断された場合は? | 禁煙応援サイト「もうやめよう!そのタバコ」

息苦しいので病院にいったらCOPDと診断される

タバコ(煙草)は肺ガンの原因だけでなく、呼吸器官にダイレクトにダメージを与え続けます。なかでも密接に関係していると言われているのがCOPDです。

 

COPDについて

 

COPD(別名タバコ病)と診断された場合は? | 禁煙応援サイト「もうやめよう!そのタバコ」

COPDは慢性閉塞性肺疾患の略称で、肺気腫や慢性気管支炎など呼吸器官にまつわる疾患の総合的な呼び名のことです。

 

別名タバコ病ともいい、長年タバコを吸い続けてきた人にとりわけ多くみられる病気です。

 

日本での潜在患者数は600万人、2020年には世界の死亡原因の第3位になると予測されています。

 

タバコが原因??

 

COPDを発症させる原因として、有害粉塵の吸引、大気汚染、タバコの喫煙が代表にあげられます。有害粉塵といえばアスベストが社会問題となったので知っている人も多いと思われます。

 

しかし大気汚染やタバコもCOPDの原因となっています。とりわけタバコは喫煙人口も多く、依存性が高いため大気汚染よりも密接にCOPDに関連しているとされています。

 

ただしタバコを吸った経験のある人全員がCOPDを発症させるわけではありません。同じ喫煙者でも長期間吸い続けていた人、喘息を患った経験のある人、粉塵作業に従事していた人などは発症リスクがはね上がるとされてます。

 

COPDの症状

 

COPDの初期症状は風邪とそっくりで、咳が出る、痰がからむといった症状から始まります。そしてその症状がなかなか治まらず悪化していくことがほとんどです。

 

最初は風邪でもひいたのだろうと様子を見ていた人がいっこうに治る気配がなかったので病院にいったらCOPDと診断された。そういうケースが多いようです。

 

COPDの症状も進行していくと、軽い坂道で息切れをするようになり、やがて平地を人と同じペースで歩けなくなります。そして最終的にはコンビニへ買い物に行くことも困難になり、やがては寝たきり同然の生活となってしまいます。

 

並存症

 

COPDは呼吸器関連の疾患ですが、並存症として肺ガンや心臓疾患を引き起こすとされています。肺ガンについては推測することが出来ますが、心臓疾患にも関係してくるとは少し意外かもしれません。これはCOPDにより低酸素血症が続き、心臓と肺を結ぶ動脈が細くなり心臓への負担を増大させてしまうのが原因だそうです。

 

ほかにも運動能力の低下による筋力の低下、筋萎縮、胃潰瘍や鬱病などさまざまな症状がCOPDによって発症する可能性があります。

 

心配なら肺機能検査を受けよう

 

COPDで重要なのは早期発見することです。

 

・階段を登るのが辛い
・粉塵作業に従事した経験があって最近違和感を感じる
・タバコを長期間(数十年)吸ってきた
・咳や痰がいっこう止まらなくて不安

 

こういう症状が当てはまる人は病院で診察してもらう必要があります。
呼吸器内科のある大手の病院ではスパイロメトリーと呼ばれる肺機能検査を実施しているので、不安を感じたらまずは病院にいくようにしましょう。

 

COPDの治療

 

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COPDの治療は薬物療法とリハビリテーションが中心となります。タバコを吸っている人は当然禁煙する必要もあります。タバコはCOPD発症の元凶ともいえるので、初期のCOPDの人はタバコをやめただけでもかなり改善するとされています。

 

ここで注意したいのはタバコは依存性がかなり強いため、COPDになっても禁煙することが出来ないという人がいます。そういう場合は薬を使ってニコチン依存から抜け出す必要があります。

 

COPDは一度なってしまうと、たとえ禁煙が成功したからといって以前の健康な肺状態に戻るというわけではありません。禁煙成功後も気管支拡張剤などの薬物療法を続け、運動をして体調管理に人一倍気を使う必要があります。厳しい話ですが、一度痛んでしまった器官というのは元どおりには戻らないということを知っておきましょう。

 

ちょこっとQ&A

 

Q.COPDかもしれないと不安だけどわかりやすい例ってないの??
A.COPDの初期症状は風邪とほぼ一緒なので見過ごされなのが怖いところです。また初期の違和感はごく軽いものにとどまっているケースも多く症状に気付いても放置してしまうこともあります。風邪でもないのに喉に違和感があったり、咳が止まらないといった症状が長引く場合はCOPDの疑いありです。早期に診療し、治療を開始することで病状の進行を防ぐことが可能です。

 

Q.運動とかして大丈夫なのか?
A.人間の体は使わなくなると急激に衰えていきます。呼吸筋も同じく使わなくなるとどうしても筋力が低下していきます。COPDだからと動かずにいては、よけい息切れがひどくなり、全身の筋肉が衰えやがては寝たきりの生活となってしまいます。医者による相談は必要になりますが、ある程度の適度な運動は積極的にするようにしましょう。

 

・参考書籍

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